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アルゼンチンタンゴについて SPECIAL THANKS |
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アルゼンチンタンゴは、2009年、ユネスコの「世界無形文化遺産」に指定されました。ユネスコの「無形文化遺産」についての解説はこちら。 朝日新聞社の記事はこちら。 ユネスコの世界文化遺産の「タンゴ」の項はこちら。(動画もあります) タンゴは今から約130年前に、 アルゼンチンの首都ブエノスアイレスの港町ラ・ボカ地区から始まったとされる。 ただ、その前から、アフリカ系アルゼンチン人のコミュニティーで、 「タンゴ」 と称する音楽がはやっていた。 アルゼンチンタンゴ・ダンスは スペインやイタリアからの貧しい移民のフラストレーションのはけ口として、 ボカ地区の酒場で生まれた踊りといわれる。 日頃の不満を歌にし、 最初は単身赴任の男性達が酒場で荒々しく男性同士で踊ったとも、 娼婦を相手に踊られるようになったともいわれる。 しかし、実際には記録はほとんど残っていないため、正しいことはわかっていない。 ただ、リズムに関してはキューバのハバネラ、ヨーロッパ伝来のワルツやポルカ、 アフリカ起源のカンドンベ、アルゼンチンのパンパで生まれたミロンガなどが、 初期のタンゴに影響を与えたとされる。(wikipediaより) 最近では、杉本彩さんや藤原紀香さんの趣味としても知られています。 ちょっと前になりますが、ダイハツ「タントカスタム」のCMでも流れていました。 色々なドラマのBGMとしても使われていますので、 音楽としては耳慣れた方も多いと思います。 激しい音楽とは裏腹に、 土地のサロンで踊られるタンゴは、コミュニティの礎(いしずえ)なのだそうです。 年長者を敬うこと、子どものしつけ、嬉しいこと、悲しいこと、 その地域で共有すべきことが、この、土地土地にあるサロンで引き継がれていくのだそうです。 |